石巻の憩いのレストラン
デリシャスの歴史
昭和50年代に孔雀マークのらーめん店ピーコックが、石巻市と東松島市で計5店舗を展開しました。そのうちの蛇田店が後に「ファミリーレストラン デリシャス」となります。
当店のらーめんで使用している平打ちの太麺は、当時ピーコック本店と蛇田店の店主(後のデリシャス代表)が福島県のあるらーめん店の麺を気に入り、熱心な交渉を経て石巻に持ち帰り有限会社島金商店の創業者と共に開発したこだわりと努力の末に生まれた思い入れのある麺です。
また、ピーコックはクリームコーンを使ったみそらーめん、「特製みそらーめん」という商品名を石巻で初めて使った店舗でもあります。
ピーコック蛇田店は1977年に開店し、地元で親しまれる場所となりました。店内は34席とこじんまりしており、店内には昔ゲームセンターに有ったテーブルゲーム機(インベーダーゲームや麻雀など)が置いてあり、部活帰りの高校生や地元の若者たちがフラッと立ち寄ってお腹一杯食べて店主(マスターと呼ばれてました)とたわいもない話して帰る、そんなお店でした。
当時は洋食、和食、らーめん、寿司と各専門店しかなかった中で、当店は『一つの店で家族三世代でも皆が色々な食事を楽しめる店があればいいんじゃないか』という思いから、1987年にファミリーレストラン「デリシャス」として開業しました。中華のシェフと洋食のシェフが協力して、ピーコックのメニューを基盤にしつつも、本格的な中華料理と洋食、さらにデザート類まで幅広いメニューを提供することで、家族三世代で楽しめるお店を作りました。
その後は専門職人の減少によりメニュー数が減少してしまいましたが、店主から後を継いだ現在の二代目は県内外の中華料理の名店での修行経験を生かし、既製品に頼らず全てのタレやソースを手仕込みで独自のこだわりの味を提供しています。
ファミリーレストランデリシャスはピーコック蛇田店から数えてもうすぐ創業50年。変わりゆく時代の中でも地域の人々やたくさんの業者さんと共に歩み、人と人の繋がりに感謝しながら地域に根ざした愛されるお店を目指していきます。
店舗名 | ファミリーレストラン デリシャス |
所在地 | 宮城石巻市蛇田字新下沼32-5 |
営業時間 | ランチ 11:00~14:30ラストオーダー |
定休日 | 火曜日 ※上記以外に月2回休業有り |
支払い方法 | 現金、クレジットカード(VISA、mastercard、ティーエスキュービック)、電子マネー(交通系IC、ID) |
座席数 | 50席(座敷席あり) |
駐車場 | あり |